サーバ選び7つの基準

サーバーの選び方を、Googleウェブマスターアカデミーの、7つの考慮点に沿って解説します

エックスサーバー

基準1.アップタイム

      2016/01/30

Googleは、ウェブマスターアカデミーの中で、信頼できるホスティングプロバイダを選択するように進めています。選択するときのポイントについても言及しており7つのポイントをあげています。

今回は、その中からアップタイムを意識したサーバー選びについて解説していきます。

※小難しい話はいいから結論だけ知りたいんだ!という人はまとめをご覧くださいmm

アップタイムとは

まずは、ウェブマスターアカデミーに記載されているアップタイムの説明をみてみよう。

アップタイム: アップタイムとは、ホスティング プロバイダの所有するサーバーの稼動時間です。ホスティング プロバイダはときどきダウンすることがありますが、ユーザーにいつでもウェブサイトが表示されるように、ダウンタイムがほとんどないプロバイダを見つけるのが望ましいでしょう。

出典:Googleウェブマスターアカデミー 新しいウェブサイトをセットアップする

サーバーの稼働時間やダウンタイムという表現が見られますね。ダウンタイムがないプロバイダを選びましょうと書いてあります。

アップタイムを考慮してプロバイダを選択するということは、サイトを止めることなく動かし続けられるプロバイダを選択する、ということと一緒なんだ。せっかく作ったウェブサイトは、24時間365日見られ続けて欲しいよね。

なるほど。自分の問題ならともかく、ホスティングプロバイダの問題で、ウェブサイトが見れなくなることは嫌ですね。

では、ダウンタイムがほとんどないプロバイダとはどのようなものだろうか?一緒に考えてみよう。

アップタイムの指標は、稼働率

アップタイムを理解するうえで大事なのが稼働率という指標なんだ。

障害時間が0分であれば、稼働率は100%

稼働率を公表している場合は、稼働率が高いところを選ぶといいよ。
稼働率は次の式で計算できるんだ。

(月の総時間 - 障害があった時間)÷月の総時間 × 100 = サーバー稼働率(%)

出典:SixCore

障害が全くなければ稼働率は100%になるんですね。

そういうことだ。月間約4分30秒の障害があった場合は、稼働率は99.99%になるよ。

  • 99.99% :約4分30秒
  • 99.9% :約44分
  • 99%  :約446分

障害があった時間とは?

稼働率の計算式はわかったかな?稼働率の注意点についても話しておこう。

注意点、、、ですか?

さきほどの稼働率の式を良く見てみると、次のような注意書きがしてあるんだ。

障害があった時間とは、ご提供しているサービスに障害が発生し、サイトの表示・アクセスなどが行えない状態であった時間を指します。

出典:SixCore

つまりシックスコア社が定義する「障害があった時間」とは、提供しているサービスに障害が起きて、サイトの表示やアクセスが行えない状態であった時間を指すんだ。

故障していても、サイトの表示などができていれば障害ではないんですね。

その通り。「障害があった時間」についてはプロバイダによってまちまちなので必ず確認しておこう。

稼働率とSLAの関係

稼働率は2つの使われ方をしているんだ。

  • 実稼働率
  • SLAとしての稼働率

実稼働率は過去の実績

まず、わかりやすいのは実稼働率だ。
実稼働率は、過去何カ月かの実績を計測して公表している値なんだ。

実際のところがわかるので検討しやすくなりますね。

公表しているところは、アップタイムに自身を持っているところだともいえるね。

SLAの稼働率はサービスレベルの保証

もうひとつが、SLAで定義されている稼働率だ。

え、えすえるえー?

サービス・レベル・アグリーメント(Service Level Agreement)の頭文字をとって、SLAというんだ。
その名前の通り、提供するサービスレベルを顧客と合意するためのものなんだ。

稼働率を約束してくれるんですね!

ちょっと違うかな。SLAにある稼働率の意味としては次のようなものになるよ。
「稼働率を維持するように頑張っているサービスです。稼働率を下回ったら返金対応をします。」

なるほど。結果ではなくて、サービスとしての姿勢を約束してくれているんですね。

そうそう。SLAで稼働率を定義しているということは、稼働率を維持するための必要な監視体制や機器故障への準備をしっかりとしているプロバイダーなんだと思ってもらえればいいと思うよ。
わからなければ直接聞いてみるのもいいね。実稼働率は公表しておらず、SLAも定義していないけど、実際は良いサービスを提供しているなんてこともあるからね。

まとめ アップタイムを考慮したプロバイダを選ぶためには

アップタイムを考慮したプロバイダを選ぶためには、次のことを注意してみよう。

  • 公式な稼働率が公表されている
  • SLAで稼働率が定義されている
  • ウェブサイトが求める稼働率と、公表またはSLAで定義されているもののギャップが少ない

稼働率の定義をチェックすることも忘れないようにね!

 - ウェブマスター