サーバ選び7つの基準

サーバーの選び方を、Googleウェブマスターアカデミーの、7つの考慮点に沿って解説します

エックスサーバー

基準2.帯域幅

      2016/01/30

Googleは、ウェブマスターアカデミーの中で、信頼できるホスティングプロバイダを選択するように進めています。選択するときのポイントについても言及しており7つのポイントをあげています。

今回は、その中から帯域幅を意識したサーバー選びについて解説していきます。

※小難しい話はいいから結論だけ知りたいんだ!という人はまとめをご覧くださいmm

帯域幅とは

まずは、ウェブマスターアカデミーに記載されている帯域幅の説明をみてみよう。

帯域幅: 帯域幅によって、サイトからインターネットに送信できるデータ量がわかり、サイトで対応できるトラフィックの規模が決まります。ウェブサイトで利用できる帯域幅を制限しているホスティング プロバイダがある一方で、無制限のアクセスを提供するプロバイダもあります。

出典:Googleウェブマスターアカデミー 新しいウェブサイトをセットアップする

データ量、トラフィックの規模・・・なんだか難しい言葉がたくさん並んでいますね。。。

簡単にいうと、帯域幅はたくさんのアクセスに耐えられるかどうかを考える指標の一つなんだ。そんなに難しくないだろ?

そういわれると、わかる気がします。

それでは帯域幅について細かく解説しよう。

帯域幅とはデータの転送量

帯域幅とはデータの転送量のことなんだ。

データの転送量ですか。。。具体的に教えてください。

データ転送量とは

たとえば、DVDのデータをウェブサイトにおいてダウンロードするケースを考えてみよう。DVDのデータ容量は知っているかい?

知ってます!1枚あたり4.7GBですよね。

お、すごいね。
では、この4.7GBのデータをダウンロードした場合は、データ転送量はどれくらいになるかな?

4.7GB・・・ですか?

そう。正解だ。簡単な質問だったね。
サーバからユーザーへダウンロードされるデータ容量のことをデータ転送量というんだ。
実際はウェブサイトでDVDのデータをダウンロードすることはほとんどないけれど、考え方はこれと一緒なんだ。

ウェブサイト1ページあたりのデータ転送量は?

それではもう1問。ウェブサイトの1ページはどれくらいの容量か知っているかい?

うぅ、DVDは4.7GBだったので、1000分の1の5MBくらいでしょうか。

5MBか。たまにそういうサイトもあるよね。
表示が遅すぎてブラウザを閉じたくなってしまうけど。

一般的には1ページあたり1MB以内に抑えたほうがいいと言われているんだ。1MBでも結構な容量だけどそれ以上になると、ユーザーの体感表示速度がかなり遅くなるからね。

ウェブサイト1ページあたりの容量の目安は1MBなんですね。知りませんでした。

単純計算すると、1万ページビューあると10GBのデータ転送がされることになるね。

帯域幅を制限するとは

ウェブマスターアカデミーに記載されていた「帯域幅を制限」するというのは、このデータ転送量を制限しているプロバイダーがいるということなんだ。

なるほど。どのような制限ですか?

良くあるのが月の転送量を制限しているパターンだ。Docomo、au、SoftBankの大手携帯キャリアは、軒並み月間7GBを制限値としているよね。

あ、確かに。先月私も制限をされてしまいました。制限されると速度が遅くて遅くて。
サーバーの場合は制限されるとどうなるんですか?

携帯電話と同様に、制限容量を超えると速度規制がかかることが多いね。速度については後で詳しく説明するね。プロバイダーによっては、追加費用を払うことで制限を解除してくれたり、従量課金で支払いが発生するような場合もあるんだ。

なるほど。月の制限の他にもなにかありますか?

月の制限とは別に、日毎に制限される場合もあるよ。最近WiMAXが3日で1GB(後に3日で3GB)の制限を加えたことも記憶に新しいよね。そんな感じだ。

日毎にも制限される場合があるんですね。

制限は何も悪いことばかりではないんだ。無制限にしていると他のユーザに影響が出てしまう可能性があるからね。特に自分でも気付かないうちに、スパムメールの配信元になってしまった場合などは制限で気がつく場合もあるからね。ウェブサイトの用途を考えて、厳しすぎる制限でなければ歓迎すべき事かもしれないね。

帯域幅はデータ転送速度

また、帯域幅はデータ転送速度として用いられることがある言葉なんだ。

データ転送速度ですか。

データ転送速度は1秒あたりの送信ビット数

そう。データ転送速度だ。さっきのDVDの問題で考えてみよう。
DVDのダウンロード開始から終了まで100秒かかりました。データ転送速度はどれくらいでしょうか?

4.7GBを100秒間でダウンロードできたんだから、、、4.7÷100で47MB/秒です!

お、正解。データ転送速度はMbpsであらわされることが多いよ。メガビット・パー・セックなので、M/sと表現することもできるよ。
データ転送速度とは、1秒あたりの送信ビット数といえるね。

やった!こうみえても計算は得意なのよ。

では、47MB/sをMbpsに直してもらえるかな?

47Mbpsですよね!

バイトとビット、単位の違いに注意

残念。不正解。
Bはバイト、bはビットなので単位が違うね。バイトからビットに変換しなければいけないよ。
1バイト8ビットなので、47に8をかけて、376Mbpsが正解だ。

あぁ、わたしとしたことが・・・くやしい

データ転送速度も制限されることがある

データ転送量が制限値を超えると、データ転送速度に制限がかかることはさっき話したね。

ええ

少し違った視点で考えてみよう。
データ転送速度は、プロバイダが利用している回線によって上限が決まっているんだ。100M共有や1G共有回線なんて言葉を聴いたことがあるのではないかな?

わたしが利用しているのは100M共有回線だった気がするわ。

共有回線ということは、一つの回線を複数のユーザーで共有して利用してということだよね。そのため、一人のユーザーが100Mbpsを占有してしまうと大変なことになってしまう。そうならないために、一人のユーザが利用できる転送速度に制限を入れているケースもあるんだ。

他のユーザーの影響を最小限にするための措置ということね。

まとめ アップタイムを考慮したプロバイダを選ぶためには

アップタイムを考慮したプロバイダを選ぶためには、次のことを注意してみよう。

  • データ転送量の制限値を確認する
  • データ転送速度の上限値を確認する
  • 想定しているアクセスから逆算して問題ないか確認する

データ転送量は想定している月間PVと1ページあたりの平均サイズから算出できるわね。

 - ウェブマスター